こんにちは。
のりさんこと、黒田典史です。
僕は20代の頃、一般的な【成功者】と呼ばれていた人達に
『成功できないのは、素直じゃないお前が悪い!』
って言われてきました。
たしかに「素直」な人はとっても気持ちがいいよね。
すばらしい人生をおくるために必要な心の持ち方です。
だから、ぼくは素直な自分で生きて生きたい。
ただ、素直さが仇になることってあるんです。
それは・・・
【成功者からのアドバイスを聞く時】です。
夢を持ち、素直な人は【成功者】からアドバイスを貰おうとします。
やっぱり必死なるよね。
ぼくもなんとかしたかった!
・〇〇なときは、■■をやったらいい
・△△のパターンは、〇〇をやれば、うまくいく!
素直な人は、結果を出したいから、発言にちゃんと素直に耳を傾けます。
ただ、現実は・・・
素直に話を聞いて、素直に行動しても99.9%の人は上手くいきません。
何でだと思います?
理由は2つあります。
1、アドバイスが間違えている。
【成功者】は行動のプロであって、分析のプロではありません。
だから、うまくいった原因を間違え,「思い込んでいる」からです。
言われたとおりに「思い込み」を選択しても、望む結果は難しい。
2、上手くいく方法は、人によって変わる
そもそも、違う人間同士。
上手くいく方法は自然と違ったものになります。
犬とサルの泳ぎ方って違いますよね。そのくらい、方法は変わります。
素直なことは大切だけど、【盲目】になることなんてないよ。
ここで例えをしてみましょう。
ちょっと、イメージをしてみてくださいな♪
ここは某ホテルの大広間で、社長さん同士が集まったパーティーの会場です。
そこには、得意げな顔でしゃべってるデップリ太ったA社の社長さんがいるじゃありませんか。
業績好調なA社の社長さんはこう言いいます。
「業務のIT化が、成功の秘訣です♪わーはっはっはw♪」
な~んて言葉を近くで耳にしたB社の社長さん。
「なるほど~。業務のIT化をやればいいのか!」
そして、翌日の朝
B社の社長さんは、自分の会社で社員達に業務のIT化の指示をします
いきなりな話ですから集まった社員達はビックリ。
会社状況を説明しながら反対をしますが、結局は社長の指示でIT化プロジェクトスタート!
~~半年後~~
四苦八苦しながらも、機器とソフトウェアを導入して運用開始。
残業続きで、社員はクタクタ。
~~1年後~~
目に見える形で業務のIT化による業務効率のUPは見られない!
機器とソフトウェアのリース代が経費を圧迫し始めます。
そして、B社の社長はこう言います。
「こんなはずじゃなかったのに!」
こんな話は死ぬほど、世の中に溢れていると思いません?
「っていうか、うちの会社のことじゃん!」
なんて思う人もいるんじゃ~・・・
A社の業績好調は、表面から見たらITによる恩恵です。
でも理由の一つじゃないよね。
たとえば、A社の社員さんは一人一人は深い知識と経験を持っている。
でも、縦の組織で情報の共有が出来ず新しい技術を開発できていなかった。
それがITによる情報の共有で新しいアイデアを思いつき、それが業績UPにつながったかもしれないよね。
表面的な理由だけで、思い込みのビジネス判断をする傾向があります。
これは1990年代の経済学の論文が警鐘をならしたのは有名な話です。
実は、自分が何をやったらいいかを知っているのは、自分自身なんだよね
僕は個人ビジネスのコンサルタントですから、そりゃ~人にアドバイスをすることも多いです。
でも、それより多いのは
「何をしたいのか?」
「何をしたらいいか?」
この二つを引き出す質問なんですよね。
やったらいい答えをいちばん知ってるのは、実は自分自身だったりします。
すべてに素直になる必要なんてありませんよ。
もう少し、自分の好きなように考え、好きなように行動する自由を楽しんでもいいんですよ。
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