評価なんてコロコロ変わるもんよ。

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こんにちは。

のりさんこと、黒田典史です。


さて、

 

ぼくは長年、人事のサラリーマンをやってきました。


その関係で、

4月などは新しく入社してくる新入社員研修の準備で大忙しになります。

 

あなたも初めて会社員になるときに、研修を受けませんでしたか?

 

最近だと、

高卒や大卒の新入社員の人は、外部の研修会社さんに委託するケースが多いです。


ぼくも、依頼していましたね。

 


だって、

 


楽チンですからw

 


まぁ~ビジネスマナーなどの基礎は、教えるのが大変なんですよ。

実のところ、やる気もなかったけどねww

 

んで、

 

その研修のことなんですけど・・・

 

新卒向けの研修中に、よく聴く言葉があります。

ほかにも、学校や会社の朝礼でも聞けますね。


いったい、どんな言葉かといいますと

 

「あなたの長所を磨いて、成長しましょう!」

 

こんな言葉です。

 

たしかに、

 

一般的には短所を矯正するより、長所を伸ばすことが良い事だと言われています。

常識で考えると、そのとおり。

 


ただし、

 

重要な点を見逃しているんですよ!

 

この重要な点を見逃しているから、ほとんどの人が、自分らしさを失って、苦しい生き方をしています。


いったいどんな事かというと

 

長所が伸びれば、短所も伸びる


世の中では、長所と短所はまったく別物だとされています。


ハッキリ言うと・・・

 

それは間違え!

 

実は、

 

長所と短所は同じものなんです!


もうちょっと正確に言うと

 

「違う角度から見た同じもの」

 

コレなんです。


ある個性をどの角度から見るかで、長所にも短所にもなるんです。

 

たとえば、


「丁寧に仕事ができる」

「細かすぎる」

 

「誠実である」

「融通が利かない」


「明るく、元気」

「思慮が足りない、うるさい」

 

これらのことは、言い方が違うだけで同じこと。


誰が、どんな視点で見たかで、あなたの持ってる個性が

長所にも短所にも変化するんだよね。

 


あとは、


好き嫌いの問題もあります。


だから、長所を磨くと、同時に短所も磨かれることになります。


_______________

経理部では「優秀社員」

営業部では「堅物社員」
_______________

昔、僕がいた会社の人事配置で起きたことです。


その会社の営業部は、売り上げや粗利計算がずさん過ぎて、間違えばかり起こしてました。


さすがに、


会社の役員たちも問題視したので、建て直しのため、経理部から1名の男性社員「S君」が営業事務として、経理部から営業部に配置転換になりました。

 

そのS君は経理部では優秀な人材。


統計に詳しく、法律も熟知。

おまけに、

思慮深く、文学の世界にも詳しいインテリな人でした。

 


丁寧で細かい仕事が出来るから、経理部では頼りにされている社員さん。

 

でもね。

 

半年後に、S君は退職したんです!

 


理由は、心が壊れたから。


いったい、彼にが起きたかというと

 


営業社員の人たちから、文句のオンパレードを食らったんですね。


「融通がきかない」

「臨機応変さがない」

「口うるさい」

「頑固者」

「考えが暗い」


経理部では、褒めて貰ったり、一目置かれた状態だったのに、営業部に入ってからは、まったく反対になったんだよね。


営業社員からは「堅物」と見なされて、貶されまくりです。

そして、心を病んで退職になってしまいました。

 


なんでこうなったんでしょうか?

 


彼の仕事ぶりが変化したから?

答えは「NO」


では、彼の性格が変わったのか?

これも、答えは「NO」


S君は何も変わってはいません。

変わったのは、

 

「見る側の視点」

 

コレだけです。


自分自身は変わっていないのに、こんなことも現実に起こるんだよね。

 

_______________


評価された内容を受け容れる

評価された内容に依存しない

_______________

じゃあ、

 

長所や短所という考えから開放されて、自由に生きるためにはどうすればいいでしょうか?


それには方法が2つあります。


1、評価された内容を受け容れること

2、評価された内容に依存しないこと

 

 

1、評価された内容を受け容れること


自分にとっては不本意な評価もあるね。

 

「明るい」という長所だと思ってたのに、

いきなり「ノーテンキ」だなんて、短所で言われたら、正直ムカつきますよ。


でもさ、


それも正しいんです。

納得は出来にくいけどね。

 


自分の心はコントロール出来ても、他人の心はコントロール出来ません。

 

だから、

 

相手が自分のことをどう思うかは、もう、どうしようもないことなんだよね


だから、受け容れるんです。

もちろん、安心していいこともあります。

 

それは・・・


どれだけ、クソミソに評価されても、

あなたの「人間の価値」が下がらない!

 

ってこと。

 

「なるほど!そんな見方もあるね」


この程度で思っていればいい。

これで、冷静さと穏やかさを保てるよ。

 

2、評価された内容に依存しないこと


人はどうしても


「良い評価を貰うことで自分の価値を感じる」


こんな感じになりがちになるんだよね。


ここで、ちょっと昔を振り返ってみてください。

 

学校の先生に褒めて貰えたら嬉しかったよね?


両親に褒めて貰えたら、はしゃいじゃったよね?


好きな人から、褒めて貰ったら幸せになるよね?


褒めて貰えると、自分の価値を感じることが出来ます。


だから、


幸せを感じることが出来るんだよね。


でも、

 

そこには依存しないで欲しいのよ!!


たしかに、


子供のころに褒められた思い出を支えにして、がんばることが出来る人もいます。


だた、


いかんせん

 

脆いんです!

 


さっきのS君のように、外部の評価はコロコロ変わるからね。

ここに付き合ってたら、身も心ももちません!

 

だから、

 


「自分の価値は自分で決める」

 

これでいいんです。自己完結型になりましょう。


環境の変化により、評価が一変してしまい心が辛くなったら、この話を思い出してくださいね。


すっごく楽になりますし、まわりに影響されないで、自分の好きなことに打ち込めるようになりますよ。

 

 

 

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こっちでよろしくっす。


気が向いt・・・頑張って!早めに、ご返事します♪

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