16,953人の佐藤さん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ビジネスで「原理原則」を学ぶことが
成功への早道です。

2000年前と比べて、技術の進歩があっても、
人間そのものが劇的に変わったってコトは
ありません。

だから「原理原則」というのは、
とても有効なものですよね。


ただし、原理原則を活用する
には条件があります。


たとえば・・・


「人は快楽よりも問題の解消にお金を払う」

「商品を売るんじゃない、価値を売る」


こんな原理原則です。


正解だし、ほんとにその通りです。


沢山のビジネス本にも書いてあることです。
でも、これだけでは何の役にも立ちません。


なぜなら、「今日やる行動」に
反映がされていないからね。


もし、たくさんのビジネス本や成功本を
読んでいても、なかなか自分の理想の結果
が出ない人は、このあたりが原因です。


現実の僕らの行動に落とし込みをする事が
自分の理想の世界へ近づけてくれますよ。


__________________


大雑把にかいてある「原理原則」

__________________


基本的に「原理原則」は、たくさんの人に
理解してもらえるように、抽象的で漠然と
した言い方になってます。

だから、大枠の部分のお話です。


共通して言えることなんですけど、自分の
状況に則した具体的なことは言っては
いないんですよね。


例えるなら、

 

あなたが手紙を郵送で
送付しようとしていました。


手紙には宛先の住所を書きますよね。

その宛先に

 

「東京都 佐藤様」・・・

 

こんな住所を書いて、
はたして手紙は届きますか?

僕が郵便局員だったら

 

「・・・無理っす!」ってつぶやきます。

 

東京都には16,953人の佐藤さんがいますから!
(参照データ:NTTの電話帳)


間違えではないけど、これじゃ届かない。

もうチョイ、詳しく書かないと
手紙は届きません。


僕らで言うなら、自分の望む結果が
出ないってことになりますね。


だから、大雑把な原理原則を
自分の状況に応じたものに
カスタマイズする必要があります。


__________________


机上の理論を現実に変換する

__________________

 

じゃあどうしよう?


実はコレだけは自分で
考えるしかありません。

誰も代わってくれないんだよね。


なぜなら、自分の状況を
一番知っているのは自分だからね。


だから、解釈する練習を繰り返して、
自分の行動に落とし込む必要があります。


これがないと「いい話だったな~」で
終わっちゃいます。


実は、ほとんどの人がここです。
この「自分で考える」ことが抜けちゃってる。


だから、行動に落とし込むには
考える・行動する「場数」が必要なんだよね。


もちろん、闇雲にやるってことじゃなくて、
基本的な方法があります。


僕はどうやって場数を
踏んできたかと言いますと・・・


1、解釈の仮り決めする
 
 原理原則ではこう言っている。
 「僕の行動に当て込むと、
 こういうことだ」と仮定をつくります。


2、行動を起こす

 仮決めに従って、具体的な行動を
 決めて実行します。
 
 たとえば、販売・集客の原理原則
 「商品を売るんじゃない、価値を売る」

 商品の紹介は基本だけにしておいて、
 その商品を手に入れたことにより、
 どんなライフスタイルを手に入れるかを
 詳細に紹介する行動をとります。


3、検証する
 原理原則に間違えの可能性は低いので、
 解釈が間違えていたことになるよね。
 
 だから、結果と行動内容を振り返り
 検証して、【1】の仮決めに
 フィードバックします。


これを繰り返して、原理原則を自分の
行動に精度を高くして落とし込んで
いくんです。


ぼくは理論を現実化していく力を
「現実力」と言っています。


料理で言うなら、原理原則を学ぶのは
「素材を集める」ことなんだよね。

「調理する」って行動がないと、
おいしい料理はできません。


本から学んだ「知識」を学び、自分で考えて
カスタマイズして行動の質を上げましょうね。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す