ひょんな機会があって、昔の本を読んでいました。
きのう読んでいたのは
「ハイ・コンセプト」（三笠書房）
作者は米上院議員の経済政策担当補佐官の経験があり、米政府でも勤務経験がある
ダニエル・Ｈ・ピンク博士
そして、日本語訳は、あのアタッカーズビジネス・スクールの
大前研一さん
これだけでも、かなりの読む価値はありますね。
8年くらい前の本なんだけど、僕がビジネスの現場にたって、改めて読んでみると
まるで、最近発売したかと思うくらいのドンピシャの内容です。
どんな内容かを要約いたしますと・・
・インターネットの高速化
・アジア諸国の技術力の上昇
これらの影響で先進国で「ナレッジワーカー」と言われていた
プログラマー
技術者
医者
弁護士
などの知的職業の仕事が企業のコストダウン化により、業務をインドや中国に移していく。
（いまは更に違う国に移りつつありますが）
それにより、仕事が先進国から後進国へ移るので、先進国の人は、より良い生活をしたいなら「知」や「力」だけではなく、
『発想』
『共感』
の産業に向かうことが必要と本では書いてあります。
まさに、アメリカでは一番ホットな話ですね。
日本でも同じことが既に起き始めています。
たとえば・・
MBA（経営学修士）の資格者の大安売りが始まってますし、
医療では、世界の「医療知識」のデータベースを活用した予備診断が始まってます。
プログラムの下請け企業は、インド人か自動プログラム作成ソフトですしね
（友人談）
外国人雇い入れの動きも本格化。
生産のオートメーションなんて、ずっと前から始まってます。
昔、読んだときは、そんなまさか～って気分で読んでいたけど、本のとおりに世界は進んでいます。
ん～かなりオモシロイ！
興味がある人は、アマゾンなどで探してみてくださいな。
中古本だったら安く売ってます。
ここで、注意なのが
「今の仕事がなくなって失業する」
と思わないでくださいね。
そんなわけは産業構造上ありえませんから。
そこまで、極端にはならないのでご安心をば♪
強いて言うなら、海外や機械との競争の影響で、得られるお金が少々、下がってくるってことだけです。
んでもって、
ぼくも個人ビジネスの最前線に立っていて、本と同じことを感じます
「あきらかに世界が変わり始めた」
ってことね。
どう変わり始めたかというと・・・
【物の欲求から、心の欲求へ】
が僕の印象です。
言葉にするとこんな感じ。
____________________________
【人よりいい暮らしをする】
→『自分らしい暮らしをする』
【人の羨むものがほしい】
→『自分に合って、
心地のいい物が欲しい』
【派手に、注目を浴びて成功したい】
→自分らしく、楽しく成功したい
____________________________
日本は「自分らしく・気持ちよく」を満たすことを求め始めたんですね。
だから、
今から個人ビジネスをスタートさせるなら、社会の移り変わりに対して、『発想』や『心』を使って、
「自分らしく・気持ちよく」
を満たしていくビジネスをしましょうねってことです。
そんなに難しいことではないですよ。
こういう風に考えてくださいな。
『発想』→【自分の考え】
『心』→【自分の経験で感じたこと】
です。
僕流に言いますと、これからの日本でビジネスをするなら
『自分が過去悩んできたけど、克服したことを商品化して、ほかに悩んでいる人へ教えてあげる』
これをビジネスにすればいいんです。
悩んでなくても、得意な事でもいいですよね。
自分が当たり前と思っても、他人から見たら欲しくてたまらないコトってありますから。
動画配信でもいいし、
対面で個別カウンセリングでもいい
グループワークにしてもいいですよね
自分が
「何に悩んで」
「どうやって克服して」
「克服してどんな気分になったか」
これを体系化してみてください。
そして、下に書いてあることを決めてひとつの商品にするんです。
・タイトル
・対象
・商品（サービス）内容
・値段
・提供方法
・人数
・時間
・販売開始時期
・決済方法など
たとえば、こんな感じ
___________________________
【タイトル】
本当の自分を自由にする3ヶ月集中メンタルトレーニング
もう人を恐れない、ありのままの自分で生きれる５つの方法
【対象】
本当に自分を変えたいと思っているけど人前では自分の意見を言えずに流されてしまっている25歳の女性
【内容】
1ヶ月目：本当の自分を見つける
2ヶ月目：なぜ他人が恐いのかを知る
3ヶ月目：束縛から自分を開放する
【値段】
59,400円
【提供方法】
月1回：3時間の対面でのセッション
【募集人数】
5人
【時間】
3ヶ月間
【販売開始】
〇月△日
【支払い方法】
一括・3回分割
事前口座振込・Paypal決済
___________________________
まだ、洗練さがないけども、こんな感じです。
ざっくりと書いたので、もっと精度を高くする必要がありますねｗ
この自分の経験からのビジネスだったら、金銭的なリスクは抑えられます。
だから、失敗しても会場がカフェだったらお茶代だけ。
ビジネスって言われると、大げさに感じるかもしれないけど、
そんなことは全然なくて、自分の中にあるものを具体化したり、体系化するといいだけなんです。
『発想』と『心』の時代は、「人助け」がビジネスです。
なかなか、オモシロイ時代に僕らは生きているんですね。
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