ラーメン激戦区の戦い方

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前回から引き続きのお話です。

今回のテーマ

【人の世は「弱肉強食」】が
ビジネスにどう働いているかのお話です。


前回のお話では世の中は大きな
2つの柱で成り立っていて

・人は「人のため」に生きている

・人の世は「弱肉強食」

ということでしたね。


そして

【人は「人のため」に生きている】は、

「売り手よし、買い手よし、世間よし」の
【三方よし】の考え


ビジネスの存在自体が人の
ために行う行為ってお話でした。


そこからの流れで今回は
【人の世は「弱肉強食」】ってこと


どんな事かといいますと・・・


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ライバルが少ない場所で戦う

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たとえば
あなたが新しくビジネスを始めたとしますね。


僕が、小腹がすいているので
いま流行のつけ麺屋さんで例えますね。


場所は人口は多いけど、
ラーメン激戦区の都内は池袋

価格はコストや利益を考えて750円


これでお店をスタートして
どうなるかといいますと・・・


高い確率でお店はつぶれます。


なんでかと言いますと


1、「つけ麺屋」だから
根底をひっくり返す答えなんですけど
残念ながらそうなんです。

すでに多くの店がつけ麺を出していて、
目新しいものではないので、たくさんある
他のお店のなかに埋もれちゃいます。


2、「すでに有名店が営業している」

大勝軒や二天などのビックネームの
お店が既に営業をやってます。


3、「コストは750円だから」
他の有名店と値段はほとんど変わりません。

人の心理としては、ラーメン調査員でもない
限り、同じ金額なら有名店に行っちゃいます


こんな理由ですね。


相撲で言うなら、ひとつの土俵に
何人もの力士がいる状態です。

おまけに横綱や大関がワラワラいます。


そんな土俵に新弟子検査が終わったばかり
の力士が入ってきても瞬殺されます。

つっぱり一発で土俵の外に
弾き飛ばされます。


だから、弱肉強食なんです。


べつにラーメン業界に限ったことではないですよ。


・マッサージ屋さん

・お花屋さん

・スーパーマーケット

・資産アドバイザー

・スポーツトレーナー

などなど、すべてに当てはまります。
じゃ~どうやったら「弱肉強食」を生き残るか?


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「売り」をこれ以上ないくらいハッキリさせる

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ただのつけ麺屋だったらたくさんあります。

これを
「がっつり食べたい人向けのつけ麺」
にしてみましょう。

そしたら、あっさり系のラーメン屋は
土俵から出て行きます。

ライバルが減りますね。


ん~これでも多い。ではこうします。

「魚介系スープのがっつり
食べたい人向けのつけ麺屋」


とんこつ系は土俵からでましたが、
まだまだ多いですね

じゃ~今度は

「化学調味料を一切使わない、毎日食べても
飽きない自然な味を楽しめる魚介系スープの
がっつり食べたい人向けのつけ麺屋」

これはどうでしょう?


少々、文章が長くはありますが、土俵に
上がっている人数はかなり減りますね。


こうやって、自分の特徴をはっきりと
打ち出していくんです。

「売り」をこれ以上ないくらい、
ハッキリさせる事をやるんです。


これは、特徴を尖らせるので、お客さんの
層をハッキリとさせる事でもあります。


たしかに、この「売り」に合わないお客さん
はお店に来ませんが、狙ってるお客さんの
層を高い確率で引き込めます。


こちらのほうが、他店に埋もれた状態より、
はるかにお客さんの数は増えますね。

 

自分の特徴をハッキリ出すには、
じっくり考える時間と労力が必要です。

考えることは、この3つ

■自分が好きな分野・
 好きそうな分野で出来ること

■自分のお客さんになってもらいたい人
(年齢・性別・職業・趣味など細かく設定
 特定の人物像を作ってみてください)

■そのお客さんの悩んでいること・
 求めていること(具体的により細かく)
 【例】
 ↓↓↓
 仕事帰りで通っているカフェにイケメンの
 男性スタッフがいて、お店に行くたびに、
 彼の視線が気になります。

 でも、最近はニキビが増えてきちゃって
 なかなか直らない。

 きれいな私を見せたいけど、このお肌を
 どうしたらいいの~!!


こんな感じでハッキリすると「売り」を
どのようにすればいいか?
どのように案内すればいいか?
が明確になります。
 

10分や20分考えても、
なかなか答えは出てきません。

じっくりとリサーチする必要があるし、
自分の特徴を考え抜くことも必要。

足りない知識があったら勉強もしますよね。

これだけ聞くと、大体の人が「自分にも
できるかな?」って心配になります。

ただ、安心してほしいことがあります。


それは

「弱肉強食」を生き残った人たちは、
最初から強かったわけじゃありません。

コツコツと失敗を続けながら、努力
を積み重ねて強くなっていったんですよね。

「弱肉強食」を生き残る
あなたのパートナーは「努力」です。

今の時代に煙たがられてしまうけど、
とっても大切なことですよ。大丈夫ですからね。

 

 

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